入れ歯・義歯

マグネット義歯

マグネット義歯

400ガウス、600ガウス、800ガウスの、それぞれ異なったマグネットの吸着力を応用して、前歯部、また臼歯部、あるいは前歯部と臼歯部とに使用することにより、顎堤が無く、義歯が不安定な場合でもしっかりと固定してよく噛む事ができます。

また特に下顎の骨の吸収がひどく義歯が浮いて噛めない方にもこれらのマグネットを使用することにより義歯を安定させることができます。

マグネット義歯

費用

アタッチメント2個の場合:約264,000円(税込み)
アタッチメント4個の場合:約528,000円(税込み)

義歯:約77,000~385,000円(税込み)

主なリスク
副作用など
  • 天然歯に負担がかかることがあります。
  • 稀に割れたり壊れる可能性があります。
  • 残存歯を削ったり抜歯したりすることがあります。
  • 根管治療やコアの処置が必要となることがあります。
  • 金属アレルギーの心配があります。

アタッチメント義歯

ご自分の歯やインプラントを使用することにより、アタッチメントという特殊な維持装置を用いて、違和感が少なく、より小さな形態の義歯を製作することができます。

アタッチメント義歯

費用 約27.5~88万円(税込み)
主なリスク
副作用など
  • 天然歯に負担がかかることがあります。
  • 稀に割れたり壊れる可能性があります。
  • 残存歯を削ったり抜歯したりすることがあります。
  • 根管治療やコアの処置が必要となることがあります。
  • 金属アレルギーの心配があります。

磁性アタッチメント義歯

磁性アタッチメント義歯

費用 約110万円(税込み)
主なリスク
副作用など
  • 天然歯に負担がかかることがあります。
  • 稀に割れたり壊れる可能性があります。
  • 残存歯を削ったり抜歯したりすることがあります。
  • 根管治療やコアの処置が必要となることがあります。
  • 金属アレルギーの心配があります。

60代女性で、保険の入れ歯が嫌で何とかならないか、と相談に見えられました。
磁性アタッチメント(マグネットデンチャー)を使用した上下の入れ歯です。上顎は無口蓋義歯タイプです(床の部分をカットしています)。通常の上顎の入れ歯は、床の部分の面積を広くして作られますが、当院ではこのように床の部分の無い入れ歯を作ることもできるので、食事を美味しく取ることができます。この無口蓋タイプの義歯は技術を要します。素材はコバルトクロムの金属床です。

アタッチメント義歯

インプラントアタッチメント義歯

費用 約220,000~385,000円(税込み)
主なリスク
副作用など
  • 天然歯に負担がかかることがあります。
  • 稀に割れたり壊れる可能性があります。
  • 残存歯を削ったり抜歯したりすることがあります。
  • 根管治療やコアの処置が必要となることがあります。
  • 金属アレルギーの心配があります。

60代女性の方です。天然歯の歯根を固定源にして保険の入れ歯をしていましたが、固定している歯が抜けて来院されました。インプラントを固定源にしたアタッチメント義歯で治療しました。

ノンクラスプデンチャーの症例1

ノンクラスプデンチャー

右上5-6番の歯の欠損をノンクラスプデンチャーで治療した例です。レスト座と呼ばれる歯の噛む部分に小さな金属をセットし、それを固定源にします。この「レスト」は、極力小さく作るため、通常は目立ちません。

ノンクラスプデンチャー

費用 約13.2~33万円(税込み)
主なリスク
副作用など
  • 天然歯に負担がかかることがあります。
  • 稀に割れたり壊れる可能性があります。
  • 残存歯を削ったり抜歯したりすることがあります。
  • 根管治療やコアの処置が必要となることがあります。

ノンクラスプデンチャーの利点としては…
「保険の義歯はクラスプが金属で目立つが、ノンクラスプデンチャーはクラスプが歯茎と似た色をしているので目立ちにくい」というもので、保険の入れ歯の金属部分が目立って嫌だ、という患者さんに好評です。

金属床のノンクラスプデンチャーの症例

金属床ノンクラスプデンチャー

右下567歯欠損のノンクラスプデンチャーで、金属床のノンクラスプデンチャーです。見える部分のクラスプを歯茎と同じ色にしています。奥歯のクラスプは、金属にしないと維持が得られないため、このような設計になっています。

保険の義歯

保険の義歯でも最大限、噛めるようお作り致します。

― 日本補綴歯科学会認定医・指導医 ―

自費入れ歯(義歯)治療の治療内容・リスク副作用

ここでは、医療広告ガイドラインに基づき、歯科治療における金属床義歯、ノンクラスプデンチャー、アタッチメントデンチャー、コーヌスデンチャー、マグネットデンチャー、インプラントデンチャー等の入れ歯(義歯)治療についての治療内容・リスク・副作用について記述いたします。

治療内容

歯の一部または大部分を欠損した場所に対してチタン、金、コバルトクロム等の金属素材、弾性のあるレジン素材やシリコン素材などを使用した歯科技工物(補綴物)を装着し、見た目・咬み合わせの回復をはかる治療方法。義歯を固定する固定源には、隣接する残存歯、歯根、歯ぐきへの吸着、マグネット、インプラント等がある。

健康保険と自費の適用について

金属床義歯、ノンクラスプデンチャー、アタッチメントデンチャー、コーヌスデンチャー、マグネットデンチャー、インプラントデンチャー等の入れ歯(義歯)は、自費診療となり健康保険対象外です。

未承認医薬品、医療機器等の使用の有無

当院では、入れ歯(義歯)治療において国内で承認されていない未承認医薬品、医療機器等を使用しておりません。

リスク・副作用

  • 入れ歯を固定する天然歯に負担がかかることがあります。
  • 個人差や使用方法等により、稀に割れたり壊れる可能性があります。
  • 入れ歯を固定するため、患者さんの同意を得てから残存歯を削ったり抜歯したりすることがあります。
  • 事前に神経の処置(根管治療)や土台(コア)の処置が必要となることがあります。
  • 金属を使用する義歯では金属アレルギーの心配があります。
  • 使用直後は口腔内に馴染むまで(慣れるまで)時間がかかることがあります。
  • 入れ歯を一定時間装着していないと、残存歯が倒れてきたり抜けたり、支える歯ぐきの骨が下がってくることがあります。
  • 咬合(顎位)が変化したり、固定源である残存歯が削れたり抜けたりした場合は、修理・調整が必要になることがあります。
  • 定期的なメンテナンス・健診が必要です。

ご予約・お問合せ

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