インプラント治療は歯が無くなってところの歯根にあたる部分に人工歯根(インプラント)を埋め込み、その上に人工の歯をかぶせる治療方法です。
あごの骨にしっかりと固定されるインプラント治療なら、まるで自分の歯のように食事をすることが可能になります。また見た目にも自分の歯のように自然に仕上がるので、人前で口元を気にせず食事や会話を楽しむことができます。
当院では血圧・脈拍・心電図等により、全身を管理しながらインプラント埋入の手術を行います。インプラント埋入にかかる所要時間は約15分程度です。
40年の経験と熟練した技術、細心の心配りにより極めて高い成功率を誇っております。
- 埋入実績 6,488本
- 成功率99.8%以上
(2020年12月現在)
東京大学医学部歯科口腔外科に所属しておりますので
安心して治療を受けて頂けます。
安心のチタン性 “京セラメディカル株式会社のインプラント”
POIインプラントは体の中で非常に安定した素材であるチタンでできており、骨との結合性を良くするために表面処理が施されています。チタンは人工関節等、様々な分野で使用され、生体親和性の高い材料として世界で認められています。
POI インプラント |
POI EX インプラント |
*京セラメディカル株式会社は国内で初めてサファイヤ人工歯根を開発した京セラ株式会社と株式会社神戸製鋼所の医療材料事業の結合により2004年9月に設立されました。
当院の院長は京セラ株式会社の依頼を受け、初期に使用された京セラ製サファイヤインプラントの形状やタイプを考案しました。
また京セラメディカル株式会社の依頼により、現在多くの歯科医院で使用されているPOI及びPOI EXインプラントの形態、術式、埋入用ドリル等の開発に携わっております。
このような京セラメディカル株式会社との協力関係により高いインプラントの成功率を収めております。
従来の治療法とインプラント治療法の比較
< 従来の治療法 > | < インプラント治療 > | |||
---|---|---|---|---|
歯が1本抜けた場合 | ||||
ブリッジの支台とするために、両隣の歯を削らなければなりません。 | 歯の抜けたところにインプラントを埋め込み、人工の歯を被せるので両隣の歯を削る事がありません。 | |||
歯が数本抜けた場合 | ||||
入れ歯を固定する金具などに異物感を感じたり、支えている歯に負担がかかることがあります。 | 入れ歯を固定する金具が無いので異物感が無く、また他の歯に負担をかけません。 | |||
歯が全部抜けた場合 | ||||
入れ歯が口の中で動いてしまい、「噛みづらい」や「話づらい」などの不便さを感じる事があります。 | インプラントにより、入れ歯をしっかりと固定できるので、入れ歯を気にせず食事や会話を楽しむ事ができます。 |
インプラントが埋入できる十分な骨量があれば歯が全部抜けた方にも入れ歯ではなく人工の歯で仕上げることが可能です。
CT撮影・コンピューターシミュレーションシステム
骨形態を正確に把握するコンピューターシミュレーションシステムを導入しております。必要な方にはCT撮影した画像を用いて診断をいたします。
インプラント治療の流れ
調査、術前計画
まず、レントゲンなどによる十分な診断を行い、治療の計画についての説明を受けます。
インプラント植立の手術
歯が抜けたところへインプラントを埋入した後、あごの骨にしっかりと固定されるまで、約3ヶ月待ちます。
人工の歯の取り付け
インプラントによるしっかりした土台ができたら、人工の歯を上にかぶせます。
完了
インプラント治療後は、アフターケアとして正しいブラッシングを行うとともに、3~6ヶ月に1度は定期健診を受けてください。
審美的に美しいインプラントを使用した上部構造物
院内に技工室を備えており、優秀な技工士が直接患者様のお口を拝見して作製しますので、お一人お一人に合った歯の色や形を表現出き、美しい仕上がりとなります。
大切なアフターケアー
インプラント自体は生体となじみの良いチタンで出来ています。長持ちさせるためにも最も重要なことは、自分の歯と同じような毎日の手入れです。歯科医院で指導を受けた正しいブラッシング方法で磨くことが大切です。
インプラントは歯が歯周病になるのと同じような症状になったり、咬み合わせが悪くなったりする場合があります。長持ちさせるために3~6ヶ月に一度の定期健診をお勧めいたします。
インプラント症例
上の歯が1本しか無い方
費用:約300万円(税込み)
下の奥歯の無い方
費用:約200万円(税込み)
右下5番の臼歯をインプラント
費用:約29.6~40万円(税込み)
男性(60代)の方
上顎総義歯の患者さんで、予算の都合でインプラントを全顎に入れられない方の症例です。
費用:約195万円(税込み)
上の歯が全て無く、総入れ歯を入れているが、どうにかもう少し噛みやすいようにしてほしい、しかしインプラントをたくさん入れるお金は無い、という患者さんです。
予算内で上の歯を全てインプラントで補うには無理があった為、前歯をインプラントにして、奥の歯は入れ歯にする提案をさせて頂きました。
インプラントの後方に入れ歯がしっかり入るアタッチメントをつけ、入れ歯が落ちたり、動いたりしないようにしました。
前歯で自分の歯のように物が噛み切れ、奥歯は入れ歯なのに動かないので食べやすい、と喜んで頂きました。
左下4番の臼歯をインプラント
40代女性で左下4番の小臼歯に単冠インプラント
費用:約29.6~40万円(税込み)
インプラントの治療内容・リスク副作用などについて
ここでは、医療広告ガイドラインに基づき、歯科治療におけるインプラント治療内容・リスク・副作用・費用について記述いたします。
治療内容
歯科インプラントとは歯を失った場所に対し、チタン製金属のインプラント(人工歯根)を埋入固定し、その上に被せ物(上部構造・クラウン)を固定し、咬み合わせ等の口腔機能や見た目を回復する歯科口腔外科手術です。
健康保険と自費の適用、費用について
インプラント治療は、自費診療となり健康保険対象外です。
- インプラント1本:253,000~308,000円(税込み)
未承認医薬品、医療機器等の使用の有無
当院では、インプラント治療、骨造成・再生治療において国内で承認されていない未承認医薬品、医療機器等を使用しておりません。
リスク・副作用
- 歯科インプラントは外科手術を伴います。
- 手術後の腫れ・痛みを伴うことがあります。個人差がありますが、痛み止めや抗生剤をお出ししております。一時的なもので、多くの場合2~3日で治まります。
- インプラントを固定するために骨造成治療が必要となることがあります。その場合、別途骨造成の費用がかかります。また骨造成治療後、骨ががしっかりと作られるまで3~6ヶ月間の治癒期間が必要です。骨造成が先に必要となる場合、インプラントがすぐに埋入できないことがあります。
- 歯周病のある方、心疾患、骨粗鬆症等、内科的な疾患のある方は、インプラント治療が適さないケースもあります。また普段服薬しているお薬等も治療に影響する事があります。
- 免疫力や抵抗力が低下している方、歯周病の発生リスクの高いとされる糖尿病の方、口腔内の衛生状態の悪い方や、あごの骨が足りない方、喫煙者の方は、インプラント治療がすぐにできない事があります
- 血管損傷・神経麻痺のリスクが伴います。これは血管や神経が「ドリル」や「インプラント自体」によって損傷することで起こるリスクです。インプラント手術の検査~計画を入念に行うことでこのトラブルを回避できます。起こった場合は、回復に数日~数週間の時間が必要です。
- 上顎にインプラントを埋入する際は、上顎洞膜を破る可能性があります。その場合、他に埋めることが可能な場所を検討します。手術後に抗生剤を服用する事で感染予防をし、膜が自然にふさがるまで治癒を待ちます。
- お身体の状態や細菌感染により、術後インプラントが骨と結合しない場合があります。この場合、原因を取り除いてご希望により再治療を行います。
- 口腔内の衛生状態が悪い方、歯ぎしり、くいしばりの強い方はインプラント周囲炎(インプラントの歯周病)を引き起こす可能性があります。日ごろから丁寧なメインテナンスが必要となり、咬合調整やナイトガード(マウスピース)の装着も必要になる場合があります。
- 骨の成長途中になるお子様(およそ18歳未満の方)、妊婦の方はインプラントが受けられません。
当院では、上記のようなリスクや副作用が起こらないよう、事前診査・診断、治療計画をしっかりと行い、安全性を期したインプラント治療を心がけております。
顎の骨が足りない・薄い方のための骨造成治療
顎の骨の量が少ない・足りない・薄い等の場合、インプラント埋入ができません。
当院では、骨造成治療も行っていますので、一般的には難しいと言われるような症例も数多くこなしている実績がございます。ここでは当院で行っている骨造成テクニックの一つ、サイナスリフトの例をご紹介いたします。
インプラントを埋入した時のサイナスリフトです。点状に見えているものが骨補填剤です。
費用:1本:275,000円~385,000円(税込み)*インプラント埋入代含まず
骨造成治療の内容・リスク副作用などについて
ここでは、医療広告ガイドラインに基づき、歯科治療におけるGBR、ソケットリフト、サイナスリスト等、骨造成治療についての治療内容・リスク・副作用について記述いたします。
治療内容・このようなケースに
歯科インプラント治療前に、インプラントスクリューを固定源にするための十分な骨の厚み・量が顎の骨に足りない場合に、骨補填材や自家骨、再生材料などを使い、骨の量や厚みを回復・追加する治療方法。歯周病や不正咬合で歯ぐきが下がった場合などの歯ぐきのボリューム回復にも適応されることがある。
- インプラントを埋入するだけの十分な骨の厚みや量がない場合
- 抜歯後に歯茎のボリュームを確保したい場合
- 歯周病や噛み合わせ不良などで歯ぐきと骨が溶けてなくなっている場合
健康保険と自費の適用、費用について
骨造成治療は、自費診療となり健康保険対象外です。
- 費用:275,000円~385,000円(税込み)* インプラント埋入代含まず
承認医薬品、医療機器等の使用の有無
当院では、骨造成治療において国内で承認されていない未承認医薬品、医療機器等を使用しておりません。
リスク・副作用
- 骨造成治療は外科手術を伴います。
- 手術後の腫れ・痛みを伴うことがあります。個人差がありますが、痛み止めや抗生剤をお出ししております。一時的なもので、多くの場合2~3日で治まります。
- 骨造成治療後、骨ががしっかりと作られるまで3~6ヶ月間の治癒期間が必要です。
- 歯周病のある方、心疾患、骨粗鬆症等、内科的な疾患のある方は、骨造成治療が適さないケースもあります。また普段服薬しているお薬等も治療に影響する事があります。
- 免疫力や抵抗力が低下している方、歯周病の発生リスクの高いとされる糖尿病の方、口腔内の衛生状態の悪い方や、あごの骨が足りない方、喫煙者の方は、骨造成治療がすぐにできない事があります。
- サイナスリフト、ソケットリフトをする際は、上顎洞膜を破る可能性があります。手術後に抗生剤を服用する事で感染予防をし、膜が自然にふさがるまで治癒を待ちます。
- お身体の状態や細菌感染により、骨補填材と骨と結合しない場合があります。この場合、原因を取り除いてご希望により再治療を行います。
- 骨の成長途中になるお子様(およそ18歳未満の方)、妊婦の方は骨造成治療が受けられません。